島国日本演劇祭 大人の麦茶「美女木ジャンクション」観劇 その11




美女木ジャンクション」公演についての感想。その11。
本公演中に起きたハプニングについて纏めておきます。


【ぼやっとすんな!!】


原稿締め切り間際、必死に最終仕上げ作業が行われている
"くらまくら"でのこと。


乾けば原稿が完成!というタイミングで、依子が出版社担当の
辻野にタクシーを呼ぶように叫びます。


でも、返事はありませんでした。
不審に思い、彼の方に目をやった三人の目に入ってきた光景は。


・・・オーディオラックに腰掛け、
すやすやと居眠りをしている辻原の姿でした。


ここで依子の怒りが大爆発。
彼の顔に花瓶の中に入っていた水を思い切り浴びせます。


 「・・・原稿欲しかったら寝るなーーー!!!」


緊迫感溢れるこのシーンには毎回手に汗握るものがありました。


ハプニングがあったのは、第3回目(25日夜)公演でのこと。
依子が居眠りする辻原の姿を発見するタイミングで、
彼がそこに居ませんでした。

「あれっ?」と思っていたら、ふらふらと辻原が上手から現れます。


その時依子が発した言葉は・・・。


「ぼーっとすんなぁ!!!」


でした。
この時、僕は「これが花音が言ってたパターンかっ!」と
思ったのですが、それ以降の公演でこのパターンが使われる
ことがなかったので、ハッキリしません。


どうやら、辻原がその後のシーンに繋がる小道具(チョコ)を
持ってきていなくていったん引っ込んでいた模様。


ただ、もしそうだとしても全く違和感なく進行したので初見の人は
全くわからなかっただろなぁ。というさすがのリカバリーでした。



【バシッ!!】


トーマスがヒロを家まで送り届けてくれたことを
説明されたにも係わらず、不審者扱いをやめない矢吹亘太。


トーマスの腰に貼ってあるシップを思い切り剥がすシーンですが、
第3回目(25日夜)公演はシップがなくて「あれっ!」と思ったら、
その代わりに亘太は思い切りトーマスの腰をポーーン!!と
叩きました。(笑)


これも、一瞬かのんが言っていたパターンのひとつなのかっ?
とも考えましたが、偶然はがれてしまっただけなのかも。。




【ぽーーん!】


熱演のあまり小道具が吹っ飛んでしまうシリーズ。
"くらまくら"での最終仕上作業中は、小道具の
墨汁やペンが吹っ飛ぶことが何回かありました。



また、カラオケボックスで辻原がジュンジュンに
ボコボコに殴られるシーン。


メガネが遠くに吹っ飛び過ぎて回収できず、
その後めがね無しで演技を続けたこともありました。
(千秋楽昼)


また、依子が口にするシフォンケーキ。
床に落とす、セリフの時飛び散る、
口に含みすぎてセリフ良くわからないなど。
毎回何かあってリピーターとしては興味津々でしたw。。


熱演だからこそのハプニングですよね〜〜。



【キャッチ!】


最終日昼公演。
最後の場面で、トーマスが放られた鍵を受け取れないときがありました。
日に日にキャッチの難易度が上がっていったと感じたのは、私だけw?


"くらまくら"採寸時の亘太と姜のパフォーマンス。
亘太がメジャーの端をポーンと投げ、
姜が受け取るシーンがあるのですが、
確か、最終公演だったと思います。
受け損ねて苦笑いw。



【すとんっ】


乃里子(福田花音c)が肩にかけている学校の鞄の紐が
"すとん"っと落ちたことがありました。


セリフを噛むこともほぼなかったし、今回の彼女に関する
ハプニングはこれくらいでしたので書いておきました。


そういえば千歳月の時もDVD撮影時に同じことがおきたなぁ。
今回も丁度DVD撮影日(夜)だったので、
採用されるかどうか楽しみ♪(≧▽≦)



【ヒヤっ】


ヒロ(前田憂佳c)絡みのハプニングで印象に残っているのは。
第3回目(25日夜)公演でヒロが坂から降りる時、踏み台が
動いてバランスを崩しそうになった時がありました。


ヒヤっとしましたが、大事に至らなくて良かった。。



また、最終日昼公演の二回目のカーテンコール。
上手と下手、二手にわかれての再登場だったのですが、
下手から花音cが舞台の真ん中に到達しても
上手の憂佳cサイドがなかなか出てこなくて
「憂佳c早くっ!」と心の中で叫んでました。。