"つんく♂THEATER 第五弾"でTNX現場始め! 


行ってきました。"つんく♂THEATER 第五弾"


第1部『青春グラフィティ〜ねえ お姉さん〜』
第2部『ライブショー〜新春NICE GIRL ショー〜』


1/5のA公演、1/6のB公演を見てきました。
感想を少々。


下に芝居のあらすじを貼り付けておきます。


詳しくはこちら。
http://www.tnx.cc/theater.php?id=5

仲良し姉妹とその女友達。学園と家庭の日常をセンチメンタルに描いた
青春グラフィティ 〜ねえ お姉さん〜


葵は中学卒業を3ヶ月後にひかえていた。
そう、ある冬の物語。

葵と茜はとっても仲の良い姉妹。
中学3年生・姉の葵は弱小のソフトボール部を地区大会の決勝まで導いたエースピッチャー。
しかし高校に入学したら“もうつらい練習は嫌!”と、葵はソフトボール部をやめるといい始める。
ソフトボールを続けるように説得する、ソフト部顧問の加賀見や幼馴染の典子。
実は葵がソフトをやめようとしているのには他の理由があった。
3ヶ月前に交通事故にあってから体調が思わしくない妹の茜の存在。
実は茜が事故に遭ったのは、ソフトボール部の地区大会の決勝の日だったのだった・・・

姉妹愛、友情、そして約束・・様々な感情が複雑に絡み合い、そして物語は感動のエンディングを迎える。


来週にこの芝居を初見、という人はこの記事を読んでないと思われるけど、
一応隠します。






主人公の葵の成長物語を軸に物語は展開していくのですが、
途中まで妹の茜の事故でどうしてそこまで葵が思い詰めるのかが不明でした。
何故なら、帰宅した後のシーンでは茜はパジャマ姿ではあるものの、
非常に活発に葵と会話する姿が度々描かれていたからです。


しかし、ある事実が明らかになり、物語は急展開を迎えます。
実はその茜の元気な姿は葵が寂しさを紛らわすための妄想であり、
実際の茜は事故以来、意識不明の状態で入院中、というのが現実でした。


妹がソフトボールの試合の応援に向かう途中で事故に遭ってしまったことで、
自らを責める葵が、ソフトボールの全国大会出場、という妹との約束を叶える為、
部活の先輩との確執をも乗り越え、奮起する。


そんなストーリーでした。


劇途中で茜が意識不明の重体であるという事実が明らかになって以後、
私はずっと涙をこらえっぱなしの状態に陥りました。。


やっぱり、何事にも一生懸命な姿は感動を呼ぶんです。。
それに死を絡められると涙腺弱ってるヲ歳頃(笑)には効きます。
茜の死を示唆するシーンがあったのですが、
その後の葵の強い想いが通じ、妹を救った、という解釈で宜しいのでしょうか。。


ということでですね。私的なこの劇でのベストシーンは、
雨の中の姉妹のやりとり。(恐らく葵の妄想の中でのシーン)


ソフトボールを続ける、約束を守る、という葵の決意を聞き、
「安心した…。」
という言葉を残して静かに立ち去ろうとする茜。


葵「私の試合見に来てくれるんだよね!? ねぇ! 答えてよ!!!」


茜は振り返り、何も言わず寂しそうに微笑む。



この微笑にぐっっ。とキました。。。


やるな。えり〜な。その細やかな表現や仕草。。
この役は、TNXメンバー内ではやっぱりえり〜な(橋口恵莉奈チャン)
しかいませんね。


正直に書けば、もっと演劇っぽくセリフは声を張り、演技も
少々オーバーアクション気味にやるのかと思ってましたが、
今回はドラマや映画の様な、非常に繊細で細やかな演技でした。
・・・演出なのかな??


それは、概して他のメンバーにも言えた事ですが。。


その他のメンバーについてコメントしたいことを残しておくと。。


演劇として、しっかり役に入ってるなぁと感じたのは、


あゆべえ(高田あゆみチャン)
ロビン(岡田ロビン翔子チャン)
かえぴょん大瀬楓チャン)


あゆべえの先生役はハマり役ですね。
セリフの発声といい、貫禄の出し方が絶妙です。。


ロビンも、流石。演劇慣れしてるな、という印象。


かえぴょんソフトボールに対するあまりにも熱い思いから
葵をしごく先輩の真咲役。
難しい憎まれ役を演じきってた感があります。


その後のライブでのやさしい笑顔との対比が非常に印象に残ってます。(萌w




さて。帰ってきてから少々気になってきたことを書いて締めますか。



なんで茜は「お姉さん」ってあえて古風な感じで呼ぶのでしょうか。
普通、そんな呼び方をする人はあまりいませんよね。
どんな伏線があってそういう設定になっているのか。
それを考えることを私の宿題とします。











P.S.
ヲ知り合いに「どうでした?」と聞かれての私の第一声について。。


「えり〜なが見えん!!」(爆)


石丸の7Fは後ろの方に段差があるわけではないので、
椅子に座るシーンのえり〜なが非常ゝに見づらく。。
3列目なのに見えないって、どういうことデスカ???


・・・。はっ。。しまった。
非常に残念な第一声でスミマセンでしたw。


ついでなのでも少し会場の文句を書かせてもらうと。。


芝居見てる最中に、エレベーターが各階に止まる
ベルの"チーン"という音が度々響きわたるのはどんなもんかと。。


慣れるまでは気になって劇が台無し。。と感じてました。
ま、動物は順応するものですから。
慣れれば問題なさそうです。



ちょっと最後の最後に愚痴ってしまいましたが(汗。
私の感想は以上です。